オンライン講演会「画像処理とAIの活用最前線」のご案内 第14回兵庫県マテリアルズ・インフォマティクス講演会(8/25開催)

兵庫県では、SPring-8をはじめとする県内科学技術基盤の活用や県内企業等の新技術・製品開発の促進のため、放射光を活用したマテリアルズ・インフォマティクスの取組を推進しています。この一環で、マテリアルズ・インフォマティクスの基盤技術や適用事例に関する講演会の開催を通じた人材育成に取り組んでいます。
今回は、「画像処理とAIの活用最前線」と題して、筑波大学の 五十嵐准教授、東北大学の高山准教授、日本ゼオン株式会社の 世木氏にご講演頂きます。

開催日時

 2025年8月25日(月) 13:30~17:00

開催場所

 オンライン(Zoom Webinar)

定員

 100名(要事前申し込み)

プログラム

講演1 先端計測データ解析による材料開発への展開
     筑波大学 システム情報系       五十嵐 康彦 准教授  
     放射光超解像とゴム中架橋構造抽出を例に、高次元計測データに適した深層学習・
     機械学習・画像処理の特性と使い分けを俯瞰整理し、材料設計への応用視点を提示します。

講演2 機械学習を活用した画像計測情報の最大化
     東北大学 国際放射光イノベーション・スマート研究センター
                        高山 裕貴 准教授

     AIとイメージング計測の融合により装置性能や計測情報を最大化できます。
     本講演では、顕微鏡のレンズをAIで代替することによる高分解能化や腐食など
     不均一な相分布を示すスペクトル画像から相変化の時系列を推定する解析技術
     の事例を紹介します。

講演3 計測インフォマティクス技術の応用
     日本ゼオン株式会社 総合開発センター基盤技術研究所 物性解析グループ
                        世木 隆 氏
     電磁波などを用い物質を計測すると素材の化学的・物理的特性が理解できます。
     ここに機械学習を用いた計測インフォマティクスは民間企業でも応用が進められています。
     本講演においてその応用事例や将来展望について紹介します。

申込方法

参加は無料です。以下のリンクからご登録下さい。 
 お申込み先

申込締切

 2025年8月20日(水)

問い合わせ先

 兵庫県立大学 社会価値創造機構 事務局
 E-mail: sangaku[at]hq.u-hyogo.ac.jp ([at]は@に置き換え) Tel:079-283-4560

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