人工知能研究教育センター(AIセンター)
人工知能研究教育センター(AIセンター)による人材育成支援
現在、クラウド技術の高性能化がAIによるビックデータ分析の活用を進展させる一方で革新的なAI(人工知能)チップの開発によりエッジ側の機能が高度化し、情報革命によって日常生活や経済活動が大きく変化しています。
兵庫県立大学はエッジコンピューティングからクラウドコンピューティングまでの幅広い情報分野の研究・教育を行っており、AI時代に欠かせない横断的な技術領域に対応できる技術シーズを持ちます。これらの強みを活かしてAI社会に対応できる人材育成や社会貢献を担うべく、平成31年4月から本学産学連携・研究推進機構内に当センターを設置いたしました。

センター長 森本 雅和 准教授
新着情報
- AI入門セミナー「事例から学ぶAI導入のポイント!!」(12/7 開催)ビジネスにおけるAI活用の実例を紹介します。これからAI導入・活用を検討する企業の皆さまにおいて”一歩踏み出… 続きを読む: AI入門セミナー「事例から学ぶAI導入のポイント!!」(12/7 開催)
- DX人材育成リカレント教育プログラム新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響等により苦境にある中小企業等が、ウィズコロナ・ポストコロナ社会において着実に成長し… 続きを読む: DX人材育成リカレント教育プログラム
組織
森本 雅和 准教授(センター長)
礒川 悌次郎 准教授(副センター長)
上浦 尚武 教授
日浦 慎作 教授
相河 聡 教授
新居 学 准教授
山添 大丈 准教授
藤田 大輔 助教
松井 伸之 特任教授(顧問)
小橋 昌司(先端医療工学研究所長)
川嶋 宏彰 教授
大島 裕明 准教授
笹嶋 宗彦 教授(DXサポートセンター長)
湯本 高行 准教授
山本 岳洋 准教授
石橋 健 助教
研究テーマ
- 画像認識技術:表情分析、行動予測、異常箇所認識、顔認証等へのAI技術の活用
- 自然言語処理:自動翻訳、要約や情報抽出・検索等に不可欠な自然言語処理
- 自動運転:高レベルの自動運転に不可欠な行動予測や危険察知の性能向上
- 量子情報科学技術とAIの融合:量子コンピュータ・コンピューティング活用、融合AI技術の開発
- 観光用ビッグデータの活用調査:魅力あるホットスポット発見やルート推奨による兵庫県観光の活性
【人材育成・普及啓発の取り組み】
県の取り組みと連携し、中小企業・団体のニーズに応じたセミナー、研修会を開催しています。
1.普及啓発セミナー【随時開催】
「AI入門セミナー」
企業等において、これからAI(人工知能)の導入・活用を検討するきっかけづくりを目的として、ビジネスにおけるAI活用の最新事例を紹介するセミナーを開催しています。
【令和5年度開催予定】
日時:令和5年12月7日(木曜日)14時00分~17時00分
会場:じばさんびる901会議室(〒670-0962 姫路市南駅前町123番)
主催:兵庫県立大学産学連携・研究推進機構、公益財団法人新産業創造研究機構
【令和4年度開催済】
「実例から学ぶ AI導入のポイント!!」
実施日 | 会場 | 登壇者 |
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令和4年12月2日(金) 14時00分~17時00分 | 神戸三宮・スペースアルファ三宮特大会議室 | 【基調講演】 兵庫県立大学 大学院情報科学研究科/社会情報科学部 教授 川嶋 宏彰 「社会情報科学部における機械学習・データ分析の教育と研究」 【事例報告】 (1)iCOM技研株式会社 代表取締役 山口 知彦 氏 「協働ロボットとDXの相乗効果と製造業の未来」 (2)株式会社光洋 マーケティング部マーケティング課長 松下 寿美子 氏 「データを活用したお店づくり」 (3)堺化学工業株式会社 経営戦略本部 経営企画部 窪内 将隆 氏 「AI画像解析を用いた製造業への活用事例紹介」 |

2.講習会(入門編・初級編)
情報化技術のめざましい進歩は、社会のあらゆる領域に多大な影響を与えています。とりわけ、ビッグデータは IoT の発達で容易に収集できるようになり、AI の発達によって分析・活用されつつあります。こうした技術とはどのようなものかをひもとく講義を午前に行い、午後には AI 活用で多用されるプログラミング言語 Python によるプログラミングに取り組みます。
活用で多用されるプログラミング言語Pythonによるプログラミングに取り組みます。
この講座を通して、AIの基礎を知り、来たるべき時代を乗り越える力を身につけませんか?
【令和5年度開催予定】
第1回:令和5年10月21日(土曜日)22日(日曜日)10時00分~17時00分
第2回:令和6年1月27日(土曜日)28日(日曜日)10時00分~17時00分
定員:各回10名
会場:スペースアルファ三宮
主催:兵庫県立大学、兵庫県立神戸高等技術専門学院、新産業創造研究機構(NIRO)
【詳細はこちら】
兵庫県立神戸高等技術専門学院のホームページからお申し込みください
・兵庫県立神戸高等技術専門学院のホームページ
【令和4年度開催済】
「ビッグデータ、IoT時代のためのAI入門講座」(兵庫県立神戸高等技術専門学院と共同開催)
日時 | 会場 | 登壇者・テーマ |
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令和4年11月12日(土曜日)~13日(日曜日) 10時00分~17時00分 令和5年1月21日(土曜日)~22日(日曜日) 10時00分~17時00分 | スペースアルファ三宮 中会議室 神戸市中央区三宮町1-9-1 三宮センタープラザ東館6階 | ・松井 伸之(兵庫県立大学産学連携・研究推進機構 人工知能研究教育センター顧問) 1日目:現代AI事始め(講義) 2日目:AIの基礎技術(講義) ・礒川 悌次郎(兵庫県立大学産学連携・研究推進機構 人工知能研究教育センター副センター長 ) 1日目:AIのためのPython入門(実習) 2日目:PythonによるAI実装入門(実習) |

3. 中級編【随時募集中】
中小企業のAI人材の育成を支援するため、ハンズオン研修で従業員向けの研修を行います。
内容
- 大学の講義並み(概ね20時間程度)の講習(授業)を行います。あらかじめ講義内容については企業ニーズにあわせて綿密にうちあわせさせていただきます。
- 講習会で利用するパソコンなどは派遣先の企業で用意いただきます。(普段から利用している端末が望ましい)
- カリキュラムにしたがって講習を行いますので、企業において氏名された方が全カリキュラム通して受講することを想定しています。
受講対象
- 受講者についてもITに関する一定の知識を求め、事前・事後の課題なども準備しています。
費用など
- 講義内容、アシスタントの有無などにより、本学規定の経費をいただきます。事前打ち合わせ、教材準備、計算リソース準備などの費用も含みます。
- 他機関の専門家派遣制度と同程度までの補助制度がありますので、一定金額は利用者の負担が軽減されます。
- 教材・教育手法などのノウハウについては兵庫県立大学に帰属します。例:「機械学習に必要となる数学・統計学」「Matplotlibによるグラフ作成」「Scikit-Learnによる機械学習」「Scikit-Imageによる画像処理」「Pandasによるデータ分析」「Tensorflowによる深層学習」