「兵庫県立大学 研究シーズ紹介」の開催(2/12) 

 最先端研究に興味のある方・産学連携をお考えの方を対象として、本学の教員が研究シーズを紹介いたします。
 産学公連携に関心をお持ちの多数の方々のご参加をお待ちしております。

日時

2025年2月12日(水曜日)17時~18時

場所

対面 または Web
対面会場は、姫路「じばさんびる」から、神戸 新長田キャンパスプラザ5階「新長田ブランチ」へ変更となりました。

参加費

聴講は、無料です。

主催

兵庫県立大学社会価値創造機構

内容


講演1】 「動学ゲームにおける均衡選択と、 その談合、カルテルへの応用」
       国際商経学部 磯貝 茂樹 准教授
ゲーム理論は様々な思惑を持った個人・団体間の戦略的な関係を分析する分野で、経済学、経営学、政治学などの
社会科学や、コンピューターサイエンスや生物学などにも応用されています。特定の戦略的状況で何が起こるかを
予測し、望ましい結果を得るためにどのようにルールを決めるか、また戦略的状況でどのように振る舞うかについ
て示唆を与えてくれます。今回の講演ではニュースを通じて情報が伝わることによって、直接的に関係のない市場
間にコミュニケーションが生まれ、それによって政策が本来意図していなかった結果をもたらしうることを市場競
争政策の文脈で示した研究について発表します。


【講演2】 「推薦システムにおける推奨者提示が推薦受容に与える影響」
         情報科学研究科 土方 嘉徳 教授

 多くのショッピングサイトやコンテンツサービスにて、「あなたへのお薦め」を提示するレコメンドの機能が実装されています。これは一般に、ユーザの購買/ 視聴履歴データに基づいた機械学習アルゴリズムで実現されています。
近年は、推薦結果に推薦理由を提示する説明可能推薦システムの研究が盛んに行われています。本講演では、推薦
理由の一つとして、ユーザの実世界の友人が高く評価していることを伝える推奨者提示を提案し、それがユーザの
推薦されたアイテムの購入や視聴(受容)に影響するかどうかについて紹介します。また、社会心理学の観点から
友人のドメインへの専門性や親密さが、どれだけ説得力や受容に影響するかを心理学実験により確かめます。

参加申込方法

 下記のリンクの参加申込フォームからお申し込みください。
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問い合わせ先

 兵庫県立大学社会価値創造機構
 TEL 079-283-4560、FAX 079-283-4561、E-mail : sangaku@hq.u-hyogo.ac.jp

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